【入院前に必須】難病患者の医療費助成制度手続きガイド | 特定医療費受給者証

難病になったらまずどんな事をすれば良いのかわからず困りますよね。実際に僕自身もまず難病を受け入れるのに時間がかかりましたし、最初は手続きどころではありませんでした。しかしきちんと手続きをしておかないと病院で高額の支払いをしなければならない事もあります。

また手続きが全て終わるまでに4ヶ月かかる事もありますので、病状が安定し次第すぐに手続きしておきましょう。今回この記事では、難病になったら【これだけはやっておきたい】必須手続きについて紹介します。

 

難病患者の申請手続き

1:医療費の助成対象か調べる

「難病法」による医療費助成の対象となるのは、原則として「指定難病」と診断され、「重症度分類等」に照らして病状の程度が一定程度以上の場合です。
確立された対象疾病の診断基準とそれぞれの疾病の特性に応じた重症度分類等が、個々の疾病ごとに設定されています。

引用元:難病情報センター(http://www.nanbyou.or.jp/entry/5460#taisho

指定難病一覧はこちらから確認できますが、もしも自分が対象かどうかわからない場合は担当の医師に確認をしましょう。

2:臨床調査個人票を書いてもらう

臨床個人調査個人票は都道府県や指定都市の指定を受けた「難病指定医」だけが記載できます。ほとんどの場合が担当してくれた医師は難病指定医であるケースかと思いますが、きちんと確認した上で難病指定医に書いてもらいましょう。

 

3:必要書類を揃える

必要書類

  • 臨床調査個人票
  • 住民票
  • 世帯所得を確認できる書類(課税証明書)
  • 保険証のコピー
  • 医療保険の所得区分確認書類
  • 同意書
  • 医療費について確認できる書類
  • マイナンバーの確認できる書類

これらの書類で「医療費助成対象になるのか?」「自己負担上限金額はいくらなのか?」が決まります。

 

4:必要書類を保健所などの指定窓口に提出する

指定窓口:基本的には市町村役所で申請(都道府県によっては異なりますので、念の為都道府県窓口にご確認ください)

以上で医療費助成を受けるためにすぐにしておく手続きは終了です。

注意事項

特定医療費受給者証が届くまで想定以上に時間がかかります。3ヶ月はかかると思っておいてください。もしなかなか届かない場合は管轄の保健所へお問い合わせしましょう。

特定医療費受給者証の有効期限は1年となっておりますので、毎年更新が必要です。

申請日以前の治療費は還付の対象になりませんのご注意ください。医療費の助成があるのは申請日からとなります。

 


ふぉっくす
届くまでにそんなに時間がかかるんだね…。
ふぉっくす
ところで申請後に支払ったお金の還付手続きはどうやるの?
そにっく
安心して。それはこれから説明するね。

 

難病患者の還付手続き

1:届いた書類の確認

  • 特定医療費受給者証
  • 自己負担上限管理表
  • 特定医療費等請求書

都道府県によって違う可能性もありますが、これらの書類は必須ですので揃えてください。場合によっては特定医療費等請求書は自身でダウンロードをしないといけません。

2:還付手続きに必要な書類を揃える

  • 特定医療費等請求書
  • 指定医療機関から受領した領収書(原本)
  • 振込先の分かる通帳やキャッシュカードの写し
  • 特定医療費受給者証の写し
  • 自己負担上限管理表の写し
  • 認め印

3:都道府県の申請窓口に書類を提出する

基本的には窓口に提出に行って手続き完了のケースが多いですが、都道府県によっては郵送だけで手続き完了のところもあるようです。わからない事は都道府県申請窓口に確認しましょう。

以上で手続きは終了ですが、お金が銀行口座に戻ってくるまで2ヶ月はかかります。最初は高額治療費を自費で立て替えておかないといけません。もしあと少し建て替えるお金が足りないという場合にはお手持ちの保険証の高額療養費制度を使えないのか確認してみてください。僕はそれを使用する事で最初の建て替え費用を減額することができました。

※トータルの支払い費用は変わりません。

ふぉっくす
特定医療費受給者証が届くまでは保険証の高額療養費制度を使えば、最初の支払い負担を減らせるということかな?
そにっく
そうだよ。その分返ってくるお金は減るけどね。

高額療養費とは、同一月(1日から月末まで)にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が、あとで払い戻される制度です。医療費が高額になることが事前にわかっている場合には、「限度額適用認定証」を提示する方法が便利です。

引用元:全国健康保険協会(https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat310/sb3030/r150

 

 

まとめ

1:指定難病になったらとにかくすぐに医療費助成の申請をする。
2:特定医療費受給者証が届いたら還付の手続きをする。
3:最初の支払い費用を抑えたければ、高額療養費制度を利用する。

難病になったら基本的に一生治療費を支払っていくことになります。そのために国が補助金を出してくれているということなのですが…。少しでも支払い額を抑えるためには、早く手続きを済ませておく必要があります。僕は前々から難病を疑っていた事もあり、必要手続きをある程度理解していました。そのおかげもあり、本当は即入院する必要があったのですが、入院まで1週間の時間をもらいその間になんとか申請だけは済ましました。

この記事を読んで一人でも多くの難病患者の役に立てることができれば幸いです。

医療費助成制度の手続きまとめ
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